タンクのえくぼ直し
去年の12月ごろ、バイクで少し走ったのちに自宅の車庫に駐車しようとしたときにこけっとこけてしまい、そのときにハンドルが内側に倒れてしまった影響でタンクにえくぼができていたのでその修理を行いました。
ちなみに使った器具はこれ
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01IHIOHUA/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
内容物としてはグルーガンとひっぱるための器具、あとは樹脂といった内容物です。
グルーガンの説明がバリバリ中国語ですのでフィーリングで行きましょう。
修理の手順としてはグルーガンで樹脂を溶かして貼り付けて引っ張るという仕組み。
押してダメなら引いてみろということですね。
もちろん引っ張るわけですから塗装がはがれてしまう恐れがあるので自己責任で行いましょう。
ご自身でタンクを塗装されている方はもちろんですが、私が見ていた例ではスペンサーカラーのタンクのクロスとなっている部分の塗装がはがれてしまった方を見ましたので、純正でも古い年式のバイクは気を付けたほうがいいかもしれません。
事前準備としてタンクの汚れをとるためにシリコンオフなどでしっかりとごみを掃除しておきましょう。
まぁ私はめんどくさいのでパーツクリーナーをウェスにぶっかけて拭いていましたが。
具体的には
こんな感じにへこんだ部分に貼り付けてやって
こういう器具でひっぱってやるわけなんです。
うまいことすればDIYショップなどで道具がそろうので案外簡単な修理ですね。
樹脂が固まるまでは5分ほど放置すればいいと思います。
あー簡単だなーなんて思いながらぼんやりやってたわけなんです。
問題発生
届いたグルーガンが
こういったものなのですがこいつがとんでもない奴で
- トリガーが長すぎて(グリップが短いのか?)満足に扱えない。
- オンにしているのに樹脂が出てこない
- オフにしているはずなのにオンよりも樹脂が出てくる。
- 謎の破裂音がたまにする。
という問題児ですのでこれはまずいと思って考えました。
あっ(閃き)
ライターであぶってやりました。
黒いのは焦げてるわけではなく、黒い樹脂と混ぜてしまったからですね。
こいつがなかなか優秀でガンガン溶けるのでサクサク作業ができました。
あっ(閃き)
1時間ぐらいたったときでしょうか?
冷やす時間に何気なく手元にあったパーツクリーナーで足回りをきれいにしていたんですが、その時に誤ってたにかけてしまったんです。
ならガスの影響でめちゃくちゃ冷たかったんです。
私「これをぶっかければいいのでは…?」
???「やってみる価値ありまっせ!」
ということでライターであぶってはパーツクリーナーで冷やすという狂気じみた行動を始めました。
1人でやっているので写真はないのですがよく考えればタンクの塗装を痛めるわ下手したら引火の可能性はあるわでかなり危ないのでまねしてはダメですよ。
しかし作業がはかどりますね。
やっぱり火力って大事だわ…
そんな感じで
こんな感じまで復帰しました。
角度を変えるとこんな感じです。
へこんだタンクの修理となるとかなりお金がかかるのでこんな方法もどうでしょう。
注意としては
- 樹脂はすぐに固まらないので気長に待つ。
- ひっぱるときはゆっくりひっぱる。
- 次の工程を行う前にきちんと前の残りかすを拭いておく。
- 満足するところまで直したらきちんとタンクの掃除をする。
といったところでしょうか。
そのあとはいつも通り洗車して終了です。