Honda G2 10w-40 オイルレビュー Ver.5
前回はCastrol Power1を使用していましたが、今回はG2が安くなっていたのでG2を入れることにしました。
前回のオイルの記事はこちらです。
moai-bike-cb400sb.hatenablog.com
使用環境
レビューをするにあたり、私のバイクの種類や走り方などを書いておきます。
- 車種・・・2017年に新車購入したNC42 CB400SB
- 走り方・・・主に4000~5000回転を使用、VTECは高速などでしか使わない
- 今まで使っていたオイル・・・Honda G1、Castrol Power1 10w-40
- フィルター・・・常に純正のものを使用
- その他・・・オイル交換は今まで5000km前後で交換
- 備考・・・今回はフィルター交換をしていない
Power 1を使用する前はG1を使用してきたので約4000㎞ぶりのG系オイルですね。
0~30㎞
真っ先に感じるのは回転の鈍さ、Power 1がかなり回せるオイルだったのでじれったさを感じます。同じ部分合成油で硬さも一緒なのにこれほど違いが出るとは思っていませんでした。G3を入れたことがないので正確ではないですが、このねっとり感がG系の特徴なのでしょうか。
今までのオイル交換のスパンが5000㎞だったのに対し、Power1では4000㎞でかなり限界に近いものがあったので、このねっとりのおかげでロングライフだとすると納得です。
30~300㎞
西国三十三所巡りの三番から五番礼所まで行ってきました。
その途中で高速道路を使う機会があったのですが、その時に結構高回転域まで回したところ、明確な違いを感じることができました。その違いとは、体が後ろに引っ張られそうになるほどの加速感です。4速でPower 1の時は回してもマイルドに加速を感じる程度だったのですが、G2ではスロットルを開けるとドンッ!という加速感が体を襲います。
気のせいかもしれませんがオイルしか変えてないのにこんなに差が出るとは…。
ちなみに6速だとどちらも同じような加速をしていました。まぁ使うのが多いのは4、5速なのでこの違いは楽しいですね。
300~400㎞
西国三十三所巡りの六番から九番礼所まで行ってきました。
G系特有のこのねっとり感は冬場にぴったりかもしれません。回しただけビュンと回りますし、ゆっくり走りたいときもきちんと応答してくれます。やっぱりホンダのバイクにはホンダのオイルがいいのかな。これが夏だと鬱陶しいねっとり感になる(G1だと)ので不思議なもんです。
400~700㎞
大学に行ったりバイトに行ったりといろいろしてました。
うーん、やっぱりねっとりしてますね。5000回転ぐらいから一気に開けても瞬発的に回転するのではなく、ある程度ゆっくりと追従する感覚があります。この感覚にはやっぱりなれないですね。家の車が踏めば回る車ですので、その感覚でスロットルを回すとなかなか回転数が上がらずにもやっとすることがありました。
これは単にギアが高すぎるだけなのか、それともねっとりしているのかはもう少し高速を使ってみないとわからないです。
700~1000㎞
西国巡礼などで長距離運転をしているときに気づいたのですが、Castrolのときに感じたどんどん回せ!という感じがなくなっているので若干ではありますが楽です。夏場はそれでも全然問題ないんですが冬になってくると寒くって乗ってられなくなるのでこっちのほうがいいのかな。
0~1000㎞の感想
前に入れたCastrolの時と比べるとVTECまでの回したときの影響などがかなり明確に違いが出ていることが分かりました。Castrolのほうが若干シャバシャバしてて回しやすい印象です。夏場に回す分には最高ですが冬になると回して走るのが少々億劫になるのでG2にしてよかった、という感想です。
とはいってもどちらのオイルもかなり良いものではあるので個人の好みの反中だと思います。
1000~1500㎞
横着していて500㎞毎ぐらいにしかメモを取っていなかったので雑な更新です。
特に変わりなく動いています。
オイルのねっとり感もそのままで何も変わらないですね。本当にそのままです。もしかしたらCastrolのオイルは3000㎞ぐらいを限界に見据えて作っていてHondaのG系オイルは8000㎞とかを限界点として見据えているからこの違いが生まれるのかなという感想です。割とオイル関係に関してはめんどくさがりなのでこちらのほうが私向きな気がします。
1500~2000㎞
Castrolのオイルでは謎の振動を感じていた時期です。こちらでは何も振動を感じることなくいたって普通にエンジンを回すことができています。やっぱりHondaのバイクにはHondaのオイルなのかな?
1000~2000㎞の感想
いたって普通にエンジンが動いています。正直ねっとり云々はさておいてこっちのほうがエンジンにとってはいい気がします。季節が季節なのでそこまで回して走りませんしね。あとは本格的な冬になった時にどうなるかですがG1を入れているときに一度越冬しているのでそれと特に同じなんじゃないでしょうか?
2000~2500㎞
明らかに違いを感じてきました。
Castrolのオイルでは微妙にギアが硬くなってきていた時期なのですがこちらは全くそんなことはありません。私の乗るスパンが短いせいか暖気なしでもそれほど硬くなったようには感じません。あと妙な振動もないですしこちらのほうがよさみを感じます。
2500~3000㎞
全然違います。
具体的に言うと
- ギアの入りやすさ
- 回したときの快適性
- 低速トルクの出方
といった点が違います。
Castrolのオイルと比べるとほぼ劣化感を感じることなく元気に走っています。世の中のサイトではオイル交換したほうがいいよ!と言い始める時期ですがG2オイルに関してはまだまだ持ちそうです。元からCastrolのオイルを4000㎞弱走ったのでそれと同じぐらい走ろうかと思ったのですがこちらは5000㎞ぐらいでの交換でもいいかもしれません。
2000~3000㎞の感想
明らかな違いが出てきた区間でした。Castrolの寿命は2000~3000㎞で高回転まですぐ回せることが特徴でしたが、Honda G2ではロングライフ、低速からしっかりとトルクが出るという感想を抱きました。
バイクの性質によるかもしれませんがこれを念頭にいれてオイル選びをしてみてはいかがでしょうか?
あくまで私のcb400sbでの感想なので参考程度によろしくお願いします。